No.65(99.11.10.)

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―このコーナーは、ホームページの情報の一部を取り上げて、紹介します―
子どもたちが話す“わたしの、ぼくの人生”
〜カサ・アリアンサ・ホンジュラスで暮らす子どもたちの声〜

●アレクサンデル君(18歳)
 僕は10歳の時に路上暮らしを始めた青年です。僕の両親はとっくに亡くなり、家族は兄一人だけです。
 路上暮らしを決意した時、僕は憶病な、暗闇を怖がる少年でした。一人で通りを歩き回り、そのうちに友達ができました。彼らばマリファナを勧め、僕は試しにやってみましたが、好きになれませんでした。そのあと接着剤を試して(吸って)みましたが、こちらは気に入りました。そうして僕は接着剤を使い続け、このドラッグの虜になってしまいました。それを吸っていると、とてもいい気分になれ、その勢いで沢山の悪さをしました。盗みを働くたびに、よく女性やお年寄りを狙いました。そうすることで、食べ物とドラッグを買うお金を確保していました。
 しばらくして、僕には、また違ったタイプの友達ができました。彼は「エル・ピベ(子ども)」という名のヤツで、彼ば僕を自分のグループの仲間にしました。彼らと共に、僕は刃物で人を傷つけて物を奪うことを覚えました。お金がなくて困っている時には、こいつらと更に悪い事をしました。そのうちに気づいたのです。これが自分の人生で本当に成すぺきことではないと。
 僕は助けを求め、「プロジェクト・ビクトリア」というリハビリセンターに入りました。そこで暮らすうちに、だんだん気分がよくなり、自分の人生には沢山の可能性があるということがわかるようになりました。でも、僕には両親の助けがないことを思い出すと、また心が沈んでしまい、ついに昔の友達に助けを求め、また市内バスで盗みを働きはじめました。そして警察に捕まり、少年院に送られる―そんなことを、何度も繰り返しました。
 その後、路上で数人の少年に出会い、「カサ・アリアンサ」に行かないかと誘われました。ポクは自分の人生が無意味に感じている時だったので、うれしくなり、行ってみることにしました。そして、エデュケイターと話し、ホームに入ることを許可されました。そこにいて僕は、路上では多くの危険にさらされていること、ここでは逆に服と食ぺ物と保護を与えてくれること、に気づきました.16歳で「避難所」に入り、そのあと「農場(一時滞在ホーム?)」へ移り、そして「グループ定住ホーム」に入ってからは、職業訓練も受けるようになりました。この時僕は、暮らしの中でずいぶん色々なことにおいて、前進できたと思います。
 ところが、このホームで、後に僕は共に暮らす仲間の一人と大きな問題を起こしてしまいました。悪い冗設をやめさせようとして、石で彼の頭を段ってしまったのです。僕は彼を殺してしまったと思い、絶望して、通りへ飛びだしました。去年の2月26日のことです。そして、再びドラッグにのめり込みました。しかし、ふとまた「カサ・アリアンサ」に救いを求めた時、もう一度同じ定住ホームへ戻らないか?と誘われました。僕がためらうと、僕に石で殴られた仲間がわざわざ来て、もう僕のことは許していると言ってくれました。でも、僕はまた同じ間題を起こすのが怖くて、路上へ帰ってしまいました。
 その後、また「カサ・アリアンサ」に戻ったりと、不安定な時期を過ごした後、自分は本当に人の助けが必要なんだと感じるようになり、ホームに戻りました。そして安定した生活を送り、今は「グループ定住ホーム」で普通の碁らしをしています。僕ば助けてくれたことをとても感謝し、独立して暮らすための準備をしているところです。

(翻訳・工藤)

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